月別アーカイブ 2019年8月

食中毒・感染症ニュース(2019.8.22更新)

大阪 病院の給食で集団食中毒

(2019.8.16 関西NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190816/2000019214.html)

大阪・北区の病院で、給食を食べた入院患者や職員ら38人が腹痛や下痢などの症状を訴え、このうち16人からサルモネラ菌が検出されました。
大阪市は、給食が原因の集団食中毒だと断定し、作った病院内の給食場を4日間の営業停止にしました。

営業停止の処分を受けたのは、大阪・北区の「社会医療法人協和会加納総合病院」の給食場です。
大阪市によりますと、今月8日、この病院の職員から保健所に「下痢などの症状を訴える入院患者がいる」と連絡がありました。
保健所が調べたところ、患者や職員、それに、デイサービスの利用者のあわせて38人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えていることがわかり、このうち16人からサルモネラ菌が検出されました。
症状の出た人たちは、いずれも快方に向かっているということです。
大阪市は全員が病院の給食を食べていることなどから給食が原因の集団食中毒と断定し、作った病院内の給食場を16日から4日間の営業停止処分にしました。
加納総合病院の西川照明・事務長は、「大変、申し訳なく思います。保健所の指導を受けながら衛生管理の徹底を図り、再発防止に努めます」と話しています。

腹が痛い…駅伝選手など53人が温泉宿で集団食中毒 秋田・鹿角市

(2019.8.16 秋田テレビ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190816-00000002-akt-l05

秋田県鹿角市八幡平の温泉施設で集団食中毒が発生し、施設は8月16日から3日間の営業停止処分となっている。
集団食中毒が発生したのは、鹿角市八幡平の温泉宿「八幡平大沼茶屋湖」。

大館保健所によると、8月7日に鹿角市で開かれた駅伝大会に参加した20代から40代の選手など53人が下痢や腹痛など同様の症状を訴えていると鹿角市教育委員会から報告があった。
保健所が調査したところ53人は大沼茶屋湖で調理・提供された昼食を食べたことによる食中毒と断定された。
このうち22人が通院して治療を受けているという。
保健所はこの施設を16日から18日まで3日間の営業停止の処分とした。
なお施設は8月10日から営業を自粛している。

江戸川学園取手高生 東北でO103集団感染 勉強合宿に参加の28人

(2019.8.19 茨城新聞クロスアイ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000011-ibaraki-l08 )

茨城県は19日、取手市西の江戸川学園取手高校の生徒28人が、腸管出血性大腸菌O103などに集団感染したと発表した。入院患者や重症者はなく、全員快方に向かっている。

県健康危機管理対策室によると、感染したのは同校2年の男女28人。勉強合宿のため7月28日から8月2日の日程で東北地方の宿泊施設を訪れ、合宿に参加した2年生の生徒と教員ら計460人のうち160人が7月28日以降、下痢などの症状を訴えた。

今月9日に千葉県に住む男子生徒1人の感染について同県側から本県へ情報提供があり、その後の検査で18日までに本県と千葉県、埼玉県在住の生徒27人の感染を確認した。

宇部 食中毒で営業停止処分

(2019.8.20 山口NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190820/4060003519.html 

今月10日、宇部市内の飲食店で食事をした3人が腹痛や下痢の症状を訴え、宇部環境保健所は料理として提供した鶏肉の加熱が不十分だったことが原因だとして、この飲食店を4日間の営業停止の処分にしました。

県によりますと、今月10日の夜、宇部市中央町の飲食店「火炭鳥炉kiharu」で食事をした30代から60代の3人が、13日以降、腹痛や下痢の症状を訴えました。
入院した人はおらず、いずれも症状は快方に向かっているということです。
宇部環境保健所が調べたところ、患者からは食中毒を起こす細菌の「カンピロバクター」が検出されたということで、鶏肉の加熱が不十分なままたたきやレバ刺しなどで提供されたとみられています。
このため、保健所は店が出した料理が原因の食中毒と断定し、「火炭鳥炉kiharu」を19日から4日間の営業停止処分にしました。
県は食中毒を防ぐため、▽レバーなどの内臓や肉を生や加熱が不十分な状態で食べることは避けるほか、▽手洗いや調理器具の消毒などを徹底するよう呼びかけています。

太田の園児4人、O157に感染

(2019.8.21 産経ニュース https://news.livedoor.com/article/detail/16957317/ 

県は20日、太田市内の保育施設に通う5歳未満の園児4人が腸管出血性大腸菌O157に感染したと発表した。

入院者はおらず、全員快方に向かっているという。

県子育て・青少年課によると、施設に通う園児が軟便を繰り返し、陽性反応が出たと医療機関から6日、太田保健所に届け出があった。太田保健所が同日、施設を調査し、同様の症状の園児が複数いることが判明。園児と全職員の計66人の検便をした結果、新たに園児3人から陽性反応が出た。

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