月別アーカイブ 2021年5月

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2021年6月 HACCP完全義務化

1年の猶予期間を経て、6月1日よりHACCPに沿った衛生管理の実施が義務化されます。

厚生労働省ページ HACCPに沿った衛生管理の制度化

食品事業者の皆様は、これまで以上に衛生管理に取り組まなければならなくなり、小さな飲食店であっても対象ですから、大変だと想像いたします。

具体的にどのような取り組みが必要なのか、規模や製造品目などにより、手引書としてまとめられていますので、厚生労働省のリンク先をご確認下さい。

厚生労働省ページ HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書

また、管理帳票などは紙ベースで行うより、アプリで管理する方がより簡略化できると思われます。

<HACCP アプリ> で検索し探してみることをおすすめします。

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食中毒・感染症ニュース(2021.5.29更新)

高齢者施設で25人食中毒か 黄色ブドウ球菌検出 糸魚川

(5.24 NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210524/1030016940.html

新潟県によりますと今月18日、糸魚川市内の高齢者福祉施設で、昼食に出されたパンを食べた高齢者ら25人が、おう吐や腹痛などの症状を訴え、これまでに9人が医療機関を受診しました。
いずれも快方に向かっているということです。
保健所が調べたところ、一部の人と、施設に残されていたパンから「黄色ブドウ球菌」が検出されたため、県は食中毒と断定し、パンを製造した糸魚川市の「四ッ角ベーカリー」を、24日から3日間の営業停止処分としました。

RSウイルス18年以降最多 コロナ対策下で流行

5.25ヤフーニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bddea8e53c4fb2c708d4e3d2f9a0b664cb4648f4 

乳幼児に肺炎を起こすこともあるRSウイルス感染症が、この時期としては現在の調査手法を採用した2018年以降で最多であることが25日、国立感染症研究所の集計で分かった。新型コロナウイルス対策の影響で、多くの感染症が減少傾向だが、RSウイルスは春以降、関西や九州を中心に増加が目立っている。

石岡市の保育所で13人からノロウイルス検出 集団感染か/茨木県

(5.27 NHKニュース  https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210527/1070013212.html )

石岡市の保育所で園児や職員あわせて36人が下痢やおう吐の症状を訴え、このうち13人からノロウイルスが検出されたことから、保健所は集団感染が起きたとみて調べています。

茨城県によりますと、石岡市柿岡の「やさと中央保育所」で今月20日から27日までに園児と職員あわせて36人が下痢やおう吐の症状を訴えたということです。
このうち18人から検体を採取して調べたところ、13人からノロウイルスが検出されたということで、県はノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生とみています。
症状が重い人はおらず、全員が快方に向かっているということです。
県は手洗いや調理器具の洗浄などを徹底するよう呼びかけています。

ノロウイルス集団感染、道内急増 コロナ対策のアルコール効かず

(5.29 北海道新聞 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/549167 )

 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、道内で保育所を中心に、嘔吐(おうと)や下痢などを引き起こすノロウイルスの集団感染が急増している。4月は38件で、同月としては過去5年で最も多く、5月も28日現在で44件に上る。ノロウイルスはアルコールが効かないにもかかわらず、新型コロナ対策で消毒にアルコールを使うことが多くなり、予防に使っていることも一因のようだ。道感染症対策課は、ノロウイルスに対しては次亜塩素酸ナトリウム溶液での消毒を呼び掛けている。

ノロウイルスは汚染された食品を食べたり、感染者の下痢や嘔吐の処理をした際に手などに付着し、口に入れてしまった時などに感染する。保育所や福祉施設で消毒が不十分な場合に集団感染が起きやすく、特に保育所は子どもが動き回り床を触ることが多いため、嘔吐の処理が適切でないと感染が拡大しやすい。

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