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食中毒・感染症ニュース(2018.11.13更新)

■スペシャイベントで集団食中毒 公式サイトで謝罪「あさりが原因と強く推察されるノロウィルス」

(2018.11.7 徳島新聞  http://www.topics.or.jp/articles/-/122244 )

音楽チャンネルのSPACE SHOWER TVが8月31日から9月2日まで山梨県で開催した音楽イベントで、集団食中毒が発生していたことがわかり、同イベントの公式サイトが謝罪コメントを発表した。

イベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」で飲食した観客から、嘔吐と下痢の症状を訴えた人が複数いたため、「所轄保健所である山梨県富士・東部保健所の調査の結果、同イベントの出店店舗が販売した『イタリアン茶漬け』のあさりが原因と強く推察されるノロウィルスによる集団食中毒であるとして、県より公表がありました」と報告した。

被害者に対して、「弊社主催のイベントにおいて食中毒が発生したことにつきまして、発症された皆様とそのご家族の方々に改めてお見舞い申し上げるとともに、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。事態を受け止め、「今後は、食品の衛生管理・指導を更に徹底し、来場された皆様に安心して楽しんでいただけるイベントにすべく再発防止に努めてまいります」としている。

該当食品を食べて症状が出た人に向けて、連絡先のアドレスも明記している。

同イベントは3日間にわたって山中湖交流プラザ きららで開催され、MAN WITH A MISSION、サカナクション、エレファントカシマシなど多数の人気アーティストが出演していた。

  

■6人から”ノロ” 福岡市の保育施設 園児21人発症  1人は入院

(2018.11.7 FNN PRIME  https://www.fnn.jp/posts/2018110700000004TNC )

福岡市の保育施設でノロウイルスに集団感染。

症状が出た園児21人のうち6人から、ノロウイルスが見つかり、重症の1人は入院しています。

福岡市によりますと10月30日から11月6日までに、東区の保育施設に通う、0歳から5歳までの園児21人が、相次いでおう吐や下痢の症状を訴え、このうち6人からノロウイルスが検出されました。

1人は症状が重いため、6日から入院しているということです。

福岡市でノロウイルスによる集団感染が発生したのは、今年度7例目で、市は二枚貝などを調理する際は十分に加熱することや、食事やトイレの際は手をよく洗うなど、注意を呼びかけています。

 

■ノロウイルス対策強化を=食品加熱、手洗い呼び掛け―消費者庁

(2018.11.10 Yahoo!ニュース   https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000012-jij-pol )

感染力が強く、激しい下痢や嘔吐(おうと)を繰り返すノロウイルス
低温や乾燥に強く、例年11月ごろから食中毒による患者が増え始めるとして、消費者庁は食品の加熱や手洗いの徹底を呼び掛けている。


厚生労働省の統計によると、ノロウイルスによる食中毒は11月から増え始め、12~1月にかけピークを迎えることが多い。2016年10月に192人だった患者数は、11月1339人、12月3145人に増え、17年に入ってからは1月2148人、2月2412人、3月730人と推移した。


食中毒防止策として消費者庁は、生鮮食品などは中心部まで加熱する▽トイレ後や調理前には手をしっかり洗う▽家族が嘔吐や下痢をした際は殺菌消毒する―ことなどを指摘。特に手洗いについて、指の間や爪、手のひらのしわ部分などに洗い残しが多いとして、手をせっけんでもみ洗いした上で繰り返しすすぐよう呼び掛けた。
同庁消費者安全課は「ノロウイルスは乳幼児や高齢者が感染したら脱水症状を起こし、重症化することもある。感染防止策を徹底してほしい」としている。 

 

■鹿児島県 今季初インフルエンザで学年閉鎖

(2018.11.12 NHK NEWS WEB   https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20181112/5050004880.html )

鹿児島市の中学校で、インフルエンザとみられる症状を訴える生徒が増えたため、2年生を対象に学年閉鎖の措置が取られました。
この秋以降、インフルエンザで学年閉鎖となったケースは今回が初めてで、鹿児島県が予防に努めるよう呼びかけています。


鹿児島県によりますと、学年閉鎖の措置が取られたのは鹿児島市の鹿児島修学館中学校の2年生です。
2年生の生徒69人のうちの22人が、12日発熱や悪寒などインフルエンザとみられる症状を訴えて欠席したということです。
学年閉鎖の期間は12日から5日間となっています。
周辺の学校などでインフルエンザの患者が出ているという情報はないということですが、鹿児島県は手洗いやマスク着用など、予防対策を徹底するよう呼びかけています。

 

■鶏たたき75人食中毒 宮崎市の居酒屋営業停止

(2018.11.12 宮崎日日新聞   http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_35495.html )

宮崎市保健所は11日、同市中央通の居酒屋「よっ田や」(吉田則彦さん経営)が提供した鶏レバーのたたきを3日に食べた男女75人が、下痢や発熱などの食中毒症状を訴えたと発表した。このうち12人からカンピロバクター菌を検出。市は11日から3日間、同店を営業停止処分とした。