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食中毒の秋。10月も注意したい常温放置
食中毒というと「暑い夏に多い」というイメージがありますが、10月も注意したい時期です。
農林水産省が厚生労働省の統計をもとにまとめた2021~2025年の5年間平均では、10月の細菌性食中毒は32.8件。真夏の7月33.2件と、ほとんど変わらない水準です。
さらに、キノコなどによる自然毒の食中毒は10月が10.6件で、年間で最も多くなっています。
9月・10月にも実際に発生しています
2026年9月2日|大阪市 弁当店でウェルシュ菌食中毒、33人が発症
2026年9月26日|大阪市 焼鳥店でカンピロバクター食中毒、5人が発症
2026年10月8日|新潟県 ツキヨタケによる食中毒、家族2人が発症。県が毒キノコ食中毒発生注意報を発令
原因はそれぞれ違いますが、9月、10月にも食中毒は実際に発生しています。
AIで判定したキノコ、実は…
2025年11月、和歌山市の70代男性が山で採ったキノコをAIで判定したところ、「シイタケかヒラタケで食べられる」という趣旨の回答が出ました。
ところが、実際には毒キノコのツキヨタケ。食べた男性は約30分後から嘔吐し、一時入院しました。

便利なAIでも、キノコの食用判定を任せるのは危険です。
秋は自然毒のキノコにも注意です。
涼しくなったから大丈夫?
夏なら「早く冷蔵庫に入れよう」と意識していても、秋になって涼しくなると「これくらいなら大丈夫かな」と、つい常温に置いてしまうことがあります。
家庭なら、食べ終わった鍋や作り置きのおかず。飲食店では、仕込み中に出した食材や調理済みの料理を、そのまま長く置いてしまうことにも注意が必要です。

外が涼しく感じることと、食品を安全に保存できる温度は別です。
厚生労働省は、食中毒菌は20~50℃の温度帯でよく増えるとしており、調理した食品は速やかに10℃以下まで冷やすか、65℃以上で保管するよう案内しています。
飲食店・厨房でも秋の衛生管理を
食中毒対策そのものは、特別なことではありません。
手洗い、加熱、温度管理、調理器具や作業台の衛生管理。いつもの基本を、涼しくなったからと緩めないことが大切です。
大量調理施設でも、冷蔵・冷凍設備から出した原材料は速やかに下処理・調理し、調理後すぐ提供しない食品は10℃以下または65℃以上で管理することが基本とされています。
大量に使用する現場ではジェスパ生成器も
弱酸性次亜塩素酸「ジェスパ」は、飲食店や厨房などの日常的な衛生管理でも使用されています。
また、大量・継続的に使用する現場向けには「ジェスパ生成器」があり、大規模調理施設、食品工場、ホテル厨房、飲食店のセントラルキッチンなどに実際に導入され、現在も衛生管理の現場で使用されています。



