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有毒植物の食中毒が発生しています

食中毒関連

トリカブトのおひたし スイセンの炒め物

ニラとスイセンを間違え、炒め物にして食べてしまい、救急搬送

3月16日新潟県 男女2名

モニジガサと思われる野草を採取し、トリカブトを調理。食べてしまった男性が救急搬送

3月11日佐渡市

ニラとスイセンを間違えることによる食中毒が最も多く、昨年4月には京都の支援施設で提供された給食を食べた園児12名が食中毒症状を発症しました。

施設内で栽培されたものを調理したため、自宅や施設内の庭で栽培したものを調理する場合は、十分な注意が必要です。

また、スイセンの毒は火を通しても無毒化しないことにも注意が必要です。

トリカブトは三大毒草の一つで、最悪死に至ることもあります。

有毒植物から身を守るためには、「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」という標語を覚えておくことが重要です。食用と判断できない場合は、この標語を思い出してください。

学校で栽培したじゃがいもからの食中毒も、毎年のように報告されています。

じゃがいもの芽を取り除くことは、基本中の基本ですが、深く大きく切ることも重要です。特に家庭菜園や学校栽培などでは、皮も厚めに剥いてから使うようにしましょう。

緑色に変色しているじゃがいもには、ソラニンやチャコニンという天然毒素が多く含まれている可能性が高く、加熱しても毒素は分解されません。

じゃがいもは育てやすい野菜とされていますが、調理する際には十分注意することが必要です。

詳しくは、農林水産省 ジャガイモによる食中毒を予防するために をご覧下さい。

動画もあり、わかりやすいです。

 

2023/04/19

春先に気をつける、温度管理

食中毒関連

食中毒を起こす細菌が活発になる温度

朝晩は少し寒いですが、昼間は汗ばむ気温になる季節です。

ついつい、冬の寒い時期と同じように、「すぐ使うから」「すぐ食べるから」と食材や買ってきたお総菜を放置していませんか?

一般的には、細菌が活発化する温度は20℃~40℃と言われてますが、HACCP(ハサップ)では、10℃~60℃を「危険温度帯」と定義しています。

細菌によっては、10℃以下、60℃以上であっても死滅しません。細菌の増殖スピードが遅延するだけです。

また、増殖スピードは細菌によって異なり、発症菌数に関係してきます。

どの程度の細菌数量を摂取したかによって、発症する数量ですが、100個程度で発症するものもあれば、10万個以上で発症する細菌もあります。


食中毒予防の三原則は、「つけない」「増やさない」「やっつける」です。

三原則の一つをクリアすると、リスクは軽減されます。

上記のグラフは、食中毒の発生件数です。意外と警戒される夏場は少なく、10月と3月が多い月となっています。

暖かくなる時期、寒くなっていく時期、季節の境目は警戒も緩んでしまうのでしょうか。

石川県金沢市では、毎年3月下旬から4月下旬まで飲食店へ立ち入り検査をしています。調理器具の汚れ具合や、冷蔵庫の温度を測って、適切に管理しているか検査しているそうです。

この時期、日中20℃を超えることも多く、食中毒を起こす細菌が活発化し増殖させないためにも、買ってきた食材等はすぐ冷蔵庫に入れて下さい。

また、冷蔵庫内の温度を定期的に確認し食中毒予防につなげましょう。

2023/03/29

下水から採取したノロウイルスの濃度

ニュース

感染症胃腸炎、例年より遅い流行 

河北新報の記事によると、東北大大学院工学研究科の佐野大輔教授(水質工学)の研究グループは、仙台市内でノロウイルスが原因の感染性胃腸炎が流行期に入ったと注意を呼びかけている。

 研究グループによると、下水中のノロウイルス濃度と感染性胃腸炎患者数の推移は連動するという。前週(2月27日~3月5日)のウイルス濃度に基づき判断した。

河北新報 2023年3月8日 6:00 記事全文はコチラ

この記事は、宮城県仙台市内という事ですが、感染症胃腸炎ノロウイルスの集団感染をニュースとして目にするのは、岩手県、栃木県、北海道等、が多いという印象です。

北関東含む東北等は、これからも要注意のような気がします。

2月岩手県では連日、感染症胃腸炎の集団感染情報が更新されていました。

下水からウイルスを採取し、濃度を分析して感染者の状況を把握するというのは、新型コロナウイルスでも研究発表されていますね。

下水を採取し分析している東北大学大学院工学研究科では、「下水ウイルス情報発信サイト」を運営されているようです。

ニュースレターを登録すると、情報が受け取れる。

新型コロナをきっかけに、国や地方自治体でも定期的にモニタリングはしているようですが、このような仕組みは他にないのでしょうか。

宮城県、仙台市にお住まいの方、興味のある方はこちらからご覧下さい。

下水ウイルス情報発信サイト

2023/03/08

TORK プレミアムハンドソープマイルド(サンプル)

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>>> サンプル請求フォーム <<<

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2023/03/07

ジェスパボトルキャンペーン 実施中

お知らせ
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1セットをプレゼントさせていただきます。

2023/03/01

ノロウイルス警戒情報

感染症対策について

インフルエンザの流行により、感染者が右肩上がりで増加していますが、

ノロウイルス、サポウイルスによる感染症胃腸炎の感染者も増加しています。

香川県では、10年ぶりとなる「ノロウイルス食中毒警報」を1月30日に発令。

また、山口県では3年ぶりとなる感染症胃腸炎の集団感染が2月2日から7日にかけて高齢者施設で確認されました。

岩手県では、ノロウイルス、サポウイルスが原因とされる感染症胃腸炎の集団感染発生件数は、昨年同期比で2倍近い数値となっているようです。

流行中特に注意すべきこと

突然の嘔吐や下痢が発生した場合は、ノロウイルスに感染していることを想定して対処しましょう。

・おう吐(下痢)発生した際は場所が重要

①空調付近や風の流れでウイルス(飛沫核)が拡散し60分間は浮遊していると言われています。

 空気の流れに乗って、他の部屋にウイルスが浮遊していく場合もあります。

②発生場所付近にいた人などは経過観察をしましょう。

・おう吐の処理は二次感染を拡げないため、1人で対処することが大切です。

 また、処理者は24H~48Hの経過を観察しましょう。

・首から下げている名札なども注意です。エプロンを付けずにおう吐物処理をすると、

 しゃがんだ時に名札が垂れて、ウイルスが付着してしまう可能性があります。

・小児用おむつ交換台の使用にも気をつけましょう。

 処理者はもちろん、乳幼児が感染する事の無いようしっかりと除菌する事が大切です。

トイレやお風呂での感染注意

嘔吐物や糞便にノロウイルスが含まれているため、その発生場所が重要になります。

トイレから近い部屋や、トイレからの導線等に気をつけて管理されている施設もございます。

ノロウイルスは85℃以上、1分以上で死滅しますので、お風呂のお湯では死滅しません。

そのため、お風呂をジェスパレモングリーンDDなどで除菌されている施設もございます。

・風呂場での感染を避けるため、下痢をしている人は最後に入浴し、まずお尻から洗い流しましょう。

・職員で嘔吐や下痢の症状がある人は、トイレ利用はできるだけ入口から遠い個室を利用しましょう。

 (トイレが複数ある場合、シーズン中は使い分けなど)

・トイレはノロウイルスに汚染している可能性が高いので、隣接している部屋は要注意です。

<さらに注意>

用を足した後にトイレのフタを閉めないで水を流すと、ふん便に含まれるノロウイルスなどが空中に拡散し、細菌感染する可能性が高くなることが判明しました。

トイレの便座の上空25.4cmまで微生物が飛散し、90分間も空中に浮遊していることがわかりました。

流行中は、体調の変化に注視して、おう吐や下痢等の発生場所を意識して二次感染を防ぎましょう。

2023/02/09